霜月はるかコラボレーションライブ2013~ひやまにょつきんまみれ2days 感想


霜月はるかコラボレーションライブ2013~ひやまにょつきんまみれ2days

ひやまにょつきんまみれ行ってきました〜!
arcane753改めcanoueとなった、ひやまにょつきんの新たなる旅立ちの一歩。

物販

今回は自粛して全部入りはやめました。

オルゴールには心惹かれたが、すでに売り切れていたので諦めもついた。
たぶん50個くらいしか作ってないんじゃないかな?

曲の構成

基本は『蝶ノ在リ処』をベースに『canoue~廻る羅針盤~』『落日の迷い子』を織り交ぜて、あとは旧作からいくつか抜粋している感じ。
1日目と2日目はほとんど同じセドリだった。
2度聴いても嬉しかったし、後ろの映像とかバンドを見る余裕もできたのでまぁそこはよし。
注目すべきはサイリウムを使う曲と手拍子をやる曲とを、
うまいこと順番よく並べていたので飽きがなかったのが良い!
前のライブとかサイリウムを使い曲が少なかったり、
使いタイミングをうまく指示しきれていなかったとかの反省を踏まえてきている。
レベルアップライブじゃないけど、着実にレベルアップしてきてるね☆
2日目は昼のトークセッションのほうがおもしろかったわ。
かなりぐだぐだな会話だったけどおもしろかったし、
曲のデモ版とか『恋獄』のアコースティックバージョンとか聴けたし、
『恋獄』を振った日山さんgood job!

ゲスト

一日目はHaRuhiCoさんの魂を受け継いだPUPIさんと真理絵さんがゲスト。
HaRuhiCoボイスも捨てがたいが、PUPIさんだと安定するね〜♪
真理絵さんとのツインボーカルは鳥肌モノだった!
生だとより立体的に聴こえるので、音の凄みが増すね。
日山さんとまにょさんが舞台に上がるのは、個人的には初めて見た。
本人たちは物販とかやっていてよく見かけていたけど、
舞台に立つとよりカッコ良く、綺麗に見える。
特に日山さんがすっごく美人だった!!
前から美人だな〜とは思っていたが、今日は格別でした♪
あとは演奏陣で二胡奏者の土屋玲子さんが、すごく美麗なお姉さまで心惹かれた!!
足を組んで二胡を引く姿は決まってたな〜。
ほんとあの状態でブーツで踏んでもらいたいと何度思ったことか!w
最後の挨拶で全員手をつなぐところで、nabekenさんが土屋さんと手をつないで照れていたのが印象的でしたw

総評

2日という長丁場だったけど、どちらの日も満足満足♪
普段は表舞台に立たない人たちのトークも聴けたし、
蝶シリーズの曲も十分に堪能できた。
冬コミ新譜は通販で買ったので、canoueと落日の迷い子は勉強不足だったのが反省点。
ティン種やグリオットと違いメディアミックスされていないので、
蝶ノ在リ処やSACRED DOORS、Lip-Auraも勉強不足だったかな〜っと。
もっとCDを聴きこんでブックレットを見ておくべきだった。
そうしたらきっともっと楽しめただろうに。
11月にレベル5ライブやるみたいなので、それまでの宿題としよう!

セットリスト

■1月19日公演
01.千羽物語
02.ツナギ蝶
MC(with MANYO・日山尚)
03.蜘蛛の居る沼
04.眠りの果ての蒼い花
05.光との邂逅
MC
06.廃墟に咲く花
07.冬の終わる日
08.虚木ノ咎人(Guest:PUPI)
MC
09.羽ノ亡キ蝶(Guest:真理絵)
10.譲り葉の下で~蝶のゆめ(Guest:真理絵)
11.誰かに聴いた数え歌~冬空に舞う蝶(Guest:真理絵)
MC
12.譲り葉塚
13.夜明けの旅へ
14.はねやすめ(Piano&二胡)
15.落日の迷い子
16.追葬の窓
17.カノエ~廻る羅針盤~ / canoue
MC(with MANYO・日山尚)
18.冷たい森 / canoue
19.捻子巻く時計が月の満ち欠けを刻む
MC
20.花が咲く街で
EC
20.空木ノ穹(Guest:真理絵)
MC
21.蝶ノ在リ処(All Cast)
■1月20日公演
<第一部>
トーク&アコースティックライブ
(出演:霜月はるか・MANYO・日山尚)
1.月追いの都市
2.恋獄
3.冷たい森 / canoue
<第二部>
01.千羽物語
02.ツナギ蝶
MC(with MANYO・日山尚)
03.蜘蛛の居る沼
04.眠りの果ての蒼い花
05.光との邂逅
MC
06.零れる砂のアリア
07.冬の終わる日
MC
08.羽ノ亡キ蝶(Guest:真理絵)
09.譲り葉の下で~蝶のゆめ(Guest:真理絵)
10.誰かに聴いた数え歌~冬空に舞う蝶(Guest:真理絵)
MC
11.譲り葉塚
12.夜明けの旅へ
13.はねやすめ(Piano&二胡)
14.落日の迷い子
15.その手が象る世界
16.カノエ~廻る羅針盤~ / canoue
MC(with MANYO・日山尚)
17.冷たい森 / canoue
18.捻子巻く時計が月の満ち欠けを刻む
MC
19.花が咲く街で
EC
20.風に消えた街 / canoue
MC
21.空木ノ穹(Guest:真理絵)
MC
21.蝶ノ在リ処(All Cast)

参考:霜月はるかコラボレーションライブ2013~ひやまにょつきんまみれ2days~

「零れる砂のアリア」と小説版「グリオットの眠り姫 消えない欠片」の感想

「零れる砂のアリア」


FMCでグリオット必聴だったり、小説版も読んでおくといいとはいっていたが、まさにその通りなストーリーと音楽だった。
あと漫画版も読んでいると、よりいいと思う。
物語としては、シトラとローザの両親の話が子供時代から描かれている。
グリオットはメディアミックスでどんどん話を膨らましていった感じがするけど、今作はグリオットという背景(というか未来か)があるし、歌詞カードに短編小説が入っていて曲を補足していたりと、とっても親切で情景が想像しやすかった。
漫画を入れるより、小説を入れてくれたほうが好みだな〜。
曲の方は、FMCの全曲紹介聞いていればわかるが、グリオットのフレーズをアレンジして使っているのがよくわかった。
アレンジだと思って聴くと結構おもしろいので、新作というよりもファンディスク的に聞くのがストーリー的にも正解かも。
でも1曲目の「死んでくれ」あたりの曲調や語りを入れたりと、いままでにない成分もしっかりあるので、飽きない楽章の構成になっていると思う。

零れる砂のアリア

小説版「グリオットの眠り姫 消えない欠片」


『零れる砂のアリア』を聴いて、これはもう小説読まないといけないなと思い、積んでた小説版も読みました。
小説版は、ルバーブ村を旅立って王都についたところから話が始まっていた。漫画版でいうところの2巻の終わりあたりから。
話はCDの歌詞から読み取れていた部分はあったが、自分が想像していたよりも深い話だったことに驚いた!
小説だからキャラの心情も細かく描かれていて、これを読むことで曲の歌詞の意味を再度考えさせられたり、CDと小説で見事に相乗効果を生んでいるなと関心。
共同原作者自ら小説を書いているので、細かい設定もしっかりしているし、曲への関わりも大事にしていた。
コミカライズやノベライズなどいろいろ読んできたが、グリオットほど相互に影響しあって、原作である曲を引き立てているものはないんじゃないかな。正直メディアミックス的にはかなりすばらしい出来だと思うので、グリオットの世界が好きな人は読んだほうがいいよ!

グリオットの眠り姫 消えない欠片 (一迅社文庫アイリス)