ぼのぼの30巻 感想

ぼのぼの(30) (バンブー・コミックス)ぼのぼの(30) (バンブー・コミックス)
『帰ってきたアライグマくんの巻』がめっちゃよかった!!!!!
アライグマくんの恋の話が良すぎだ!!!!アライグマくんが漢だった。

モンちゃんは誰かを好きになっても黙っているだろう
モンちゃんには誰かを好きになることよりも大切なことがあるのだ
それはたぶんモンちゃんのオヤジだろう
オレはモンちゃんのオヤジがうらやましかった
モンちゃんのオヤジになってずうっとモンちゃんと暮らしたかった
でもオレにも誰かを好きになるよりも大切なことがあった
オレは帰らなければならないのだ
オレは帰ってモンちゃんを何度も何度も思い出そうと思った

かっこよすぎる!!!!
アニメでアライグマくんの恋やってたし、それと同じようなオチかと思ったらとんでもない。
好きな子の大切なことを尊重し、自分も大切なことのため、
好きだったということだけ告げて別れるその心!!!
旅に出て、たしかにアライグマくんは変わったのだろう。
アライグマくんのオヤジが息子が帰ってくるから、
好物のトレフを用意してるとか、オヤジのツンデレ具合を久々に見せてくれたし。
「しかし、なにが一番きらいかっていうと〜」の名言も久々に出てきて、
アライグマのオヤジ好きをしては嬉しい限り。
『さよなら長老さまの巻』はぼのぼのの死生観が見られると思ったけど、
スカーさんの話って感じだったな。