めもらるクーク 〜FOLKLORE JOURNEY〜 読了

めもらるクーク 〜FOLKLORE JOURNEY〜
名前のとおりFOLKLORE JAMっぽく都市伝説を題材にした話。
あとがきでも言っていたとおり、怖くない怪談になってた。
グロに関しては頑張ったのはわかるが、クークに必要かどうかは甚だ疑問だが。。。
内容的には、
空子の俊介への溺愛と自己犠牲。
俊介の空子への思いやり。
俊介と空子との絆の再確認みたいな感じだった。
都市伝説を題材にしたからか、地の文とのバランスが良くなってたかな。
それでもラノベと比べても会話分ばっかだけど。
地の文が増えようが増えまいが、読みやすさは変わらない。ほんとテンポのいい文章を書くよ。

めもらるクーク 作品内年表

前回も書いたが、修正箇所があったので、修正して再掲。

話数 作品内時期 時期を割り出す要素 巻数
第0話 2002年3月 大学2年から3年の狭間、春休み(0巻 P12)
0話の時点では20歳(0巻 P53)
2006年5月30日現在 三階俊介
1981年生まれ 24歳(今年25歳)(2巻 P10)
C71第0巻
第1話 2005年11月15日 200X年11月15日の1年後(1巻 P78) C70第1巻
第2話 2006年3月 C70第1巻
第3話 2006年3月X日 2話の1週間後(1巻 P115)
俊介は今年で24歳になる(1巻 P119)
名古屋の桜の早咲き頃(1巻 P189)
C70第1巻
第4話 2006年3月28日 2話の半月後(1巻 P217)
20XX年3月28日に依頼された3年前の3月28日(1巻 P251)
C70第1巻
第5話 2006年5月30日〜2006年6月30日   C72第2巻
第6話 2006年8月9日〜2006年8月14日   C74第2.5巻

※1巻のP119の「今年で二十四になります」を信じるならば、1巻のほとんどは2005年の話になるのだが、
そうすると、2巻のP10「三階クリニック院長三階俊介。小学校時代はアイドルオタで鳴らした一九八一年生まれの二十四歳。」が、成り立たなくなるため、また1巻のほうが正しい場合、4話と5話に1年以上の間が開くため、1巻のほうの記述が間違っていると仮定する。
この年表が合っているとすれば、2009年には三階クリニックは苑宮クリニックになっていることになる。
2009年の空子が1年くらい俊介に会っていないということは、俊介は2007年から2008年の間にいなくなるってことか。