空箱&この青空に約束を— ひまわり色にほほえむキミ 感想


この青空に約束を― てのひらのらくえん 公式Webサイト
名前からして中身も空なのではと、不安にさせる感じだったが、
まぁ予想通り、3000円の価値はないかな、良くて2000円。
バルドの挿入歌は、バルスカの封入CDの方に付けろって感じだし。
さて、『この青空に約束を— ひまわり色にほほえむキミ』ですが、
ショートADVゲームと言っているだけにほんとに短い。30分くらいで終わる。
以下、軽く感想。

シナリオ

丸戸さんじゃない感じ。テキストが違うと思う。
PS2のほうの修正も丸戸さんじゃないだろうし、当然と言えば当然か。
テキストは、ねこねこっぽい(コットンっぽいとも言うか)。
かなり普通のエロゲー的文面。面白味はない。

キャラ

PSP版に興味なかったので、前情報なしなんだが、
久藤ちひろって、かなり大澤柚なんじゃないのかと……(さかハリも体験版しかやってないけど)
テキストがねこ系だってことも、相まってそう見える。
ちひろと航のやりとりしかなく、他のヒロインとのやりとりがないので、
こいつの取り扱い方がよくわからん。

システム

最新の戯画のシステムを積んでる。文句なし。
ただPSPだとどんなシステムになるかは謎。
タイトル画面が変わるギミックもそのまま。

音楽

BGMは変らず。新主題歌や新挿入歌は流れず。
『allegretto 〜そらときみ〜』『Pieces』『さよならのかわりに』がHPに書いてあるから、
パルフェにみたいに、『つまらない恋』の代わりに変な歌を流す愚行はしなかったようだが、
新主題歌と新挿入歌はどこで流すつもりなんだろうな。
ちひろルートだけで流したら、ますます異物感満載だな。

総評

つぐみ寮のメンバー、約束の日、茜の存在。
もう新ヒロインが入り込む余地はないと思うんだ。
入れたとしても、無理がたたって総崩れになるし、
付け加えたとしても、蛇足になる。
相変わらずTGL(アルケもそうだが)は何がしたいのか分からんが、劣化移植が好きだな〜。