サナララ −sa・na・ra・ra−

サナララ

ブランド ねこねこソフト
発売日 2005年04月29日
ジャンル ビジュアルノベル 18禁
原画 Story:01 藤宮アプリ
Story:02 闇野ケンジ
Story:03 u-r
Story:04 藤宮アプリ
シナリオ Story:01 片岡とも
Story:02 海富一
Story:03 中森南文里
Story:04 木緒なち
背景美術 草薙 / 他
音楽 与猶啓至(ヨナオケイシ)
Elements Garden
Little Wing
Barbarian on the groove
Dreaming Rabbit(MASA)
Ebi
ms-jacky
ムービー

シナリオ

今回はディレクターも木緒なちさんに変わって、新しいスタッフを中心に作ったものらしいがねこらしさは出てたような気がします。
全体の構成は120円と似たようなもので、一章分は120円よりは長いけど短めでした。
話としてはチャンスシステムを巡るいい話集?かな。
あくまでもいい話であって感動までは行かなかったな。グッと来るシーンはあったけどね。

テキスト

グラフィック

いままでのねこの原画家はサブくらいで使用せず、諸葛瑾でおなじみの方やサブやってた方がメインで描いてます。
男キャラがガキ過ぎて見えてしまうのが欠点。
こういうゲーム上仕方ないかもしれないけど、私は主人公にも目は描いてもいいと思うんだけど、なんで描かないのが多いんだろ?
あ、でもへたれ主人公だとないほうがいいか、カッコいい主人公には欲しいな。
背景は問題なし!綺麗です。
イベントCGは話の尺を考えればこんなもんかな。120円には劣るけど。

立ち絵

立ち絵は普通レベルで特にどうでもいいが、へちょ絵がイイ!
やっぱうめさんの絵といったらコレたよね!

音楽

BGMでは「スカーレット2004」と「葉桜」が好き。「葉桜」は鍵風な曲調だな。
「春風」はいい曲だね〜なんかなごむ。

操作性

システムはまたNスクの改変か。いい加減既読スキップがほしい。
確かラムネではNスク使ってなかったのになぜに戻ってんの?
ラムネではスキップが遅かったから元に戻したのかな。
その他メニュー画面とかのクリックからの反応が遅い。

以下ネタバレあり↓↓↓↓↓↓

ルート別感想

Story:01 のぞみ
椎名 希未  CV:夏野こおり

のぞみはなつみに似てるな〜と思ってたら、ネタにされてるし!
偽なつみって・・そういや声は同じ人か。
そういや諸葛近でもへっぽこ具合でなつみに近いって言ってたっけ。
アバンでネタばれぎみのシーンを出したのは意味あったのか少し疑問。
エロシーンは不自然だな〜あのギクシャク関係というか恥ずかしがり屋からエロに持っていくのは無理だろ。
好きになる過程というか、フラグは特に立ってなかったと思うけど。
どちらかというと仲良くなるフラグ程度だったけどな。
エロ中はまるっきり変わっちゃったけど、これはただ吹っ切れただけと考えていいのかな。
ラストはかすかな記憶のというか体が覚えていた名残からの再会か。まぁ順当ですな。
雨の中で手繋いで歩くのもいいけど、あの裾掴みはいいね〜掴まれたい!!
恥ずかしがりやにはやはりコレだね!

Story:02 Sweet days, Sour days
高槻 あゆみ  CV:茶谷やすら

今までの願いは記憶がなくなってから叶ってるけど、なんでこれは記憶がなくなってから願いを叶えず、記憶がある状態でナビを移行せず叶えたんだろ。
チャンスシステムの力ならわざわざ時を止めて二人をくっつけなくても、そのままの状態でも出来たのではないか?
ゲーセンの輪投げの係りの人主人公を認識してますが・・・えっと見なかったことにしよう。。。
『願ってなかった恋』を願った?というかステキな恋がこれに該当したというべきなのか。
だけどこれは後に何も残してないのに、なんで自然と付き合うみたいな関係になったんだろ?
髪下ろしたほうが可愛いけど、あの髪飾りはさすがにダサい。。。
う〜ん普通だなこの話。とにかくキウイでしたと。

Story:03 センチメンタル・アマレット・ネガティブ
三重野 涼  CV:岩田由貴

メルヘン娘かこれはこれで・・・・って牛の味!!!こっから乳牛へ・・
クラスで一番速い・・・学校、陸上部ではどうだったんだ?
大会に出られない実力なら既に実力の差を見せ付けられてるけど、大会に出たのなら自分がどのくらいの実力かわかるんでないか?
銀河鉄道のオマージュになってたり、作中劇に沿った内容になってたり構成はしっかりしててよかった。
チャンスが発動しなかったのは既に三重野は死んでしまっていて魂?精神体?の彼女だけは主人公のチャンスの力でとどまっていたという事か。
やはりエロシーンは不自然だ!正直ここでいらない!
出会ってから12時間くらいしか経ってないだろが!
せめて2人一緒にいるうちに好きになったんだ。とか言ってくれよ。
どうやらねこねこソフトにおける4章構成で3章は『壁』の役割を担っているらしい。
だからこんな話なのか、スカーレットでもそうだったしな。
海富一さんのインタビューから
「三重野の命が救われる為にではなく、三重野の人生が、そして魂が救われる為に」
と言っていて、あぁそれならハッピーエンドと見れなくもないなとも思ったが、主人公のその後は?とも思ったり。。。
3章だからそういう話にしなきゃいけないとわかっていても、やっぱ三重野がかわいそうだな〜。

Story:04 “Summer Holiday”
矢神 由梨子  CV:まきいづみ

ショタきたーーーーーーーーーー!!!
モザイクかけんなよ、18金でも見せられないものなのか!?
でも由梨子さんはからみは好きじゃないって書いてあったけどな。版権関係?もしや絵が描けなかったとか。
声はちょっと合わないな〜、3話終わったあたりから慣れてきたけど微妙。
このチャンスシステムを悪用ときましたか、たしかに悪用できるな〜と思ってたけどちゃんとそういうシナリオも用意されてたのね。
でもこの主人公ナビ終ったら半年もの記憶がなくなるのかどうやって補間するんだろと思っていたが、一応適当だが補間はされてるみたいだ。
やっぱこのサナララは再度出会って終わりってのが主流なのか。
後日談は書かずに、書くと確かに蛇足になるしな。しかし後日談がほしいのも確か、まぁそのためにおまけえちぃなんかがあるんだろうが。
このルートはエロに関しては納得できるレベルな導入だった。明らかに好きなようなオーラを出していたし、前の話と違い知り合ってから一週間あったわけだし。
タイトルに色がついてないと言っていたが、ここでサナララ色を配色するなんて!やっぱ色がついたじゃないですか。
意味もなく語呂だけでつけてるわけはないと思っていたが、このタイトルの意味はこれだったとは。
■由梨子アフター(おかえしCD6より)
エッチなことはいけないと思いますか、ガード固かったんだ、らしいけどね。
媚薬でエロっすか、ゾウコロリをつかえばいいのに(笑

アナザーストーリー
樋口 実果  CV:青山ゆかり

『ぷちファンディスクみたいなの』の追加シナリオです。
実はサナララ関係だとこれが一番最初にプレイしたシナリオでした。
樋口かなりいいキャラしてんな〜恋する乙女は概しておかしいものです。
女の子視点で結構語られてるからかおもしろい!
テンパってんのがやはり面白可愛い!!
あゆみとなんか似ている感じだけど強制力を使っての一緒だから微妙に過程が違ったり。
この話サナララの中では二番目に好き、もち一番は由梨子さんで。