十二人の怒れる男 感想

十二人の怒れる男 感想

12men
これはすごい、普及の名作の中でも映画としての底力を見た感じ。
密室の中で行われる話し合いのみを、ここまで引き込ませる演出!!
自らも一人の陪審員となって、論争に加わっているような臨場感掛け合いのうまさ
ほぼ一部屋で行われながら、飽きさせないカメラワーク。
見事と言わざるを得ない!!!!
『十二人の怒れる男』を見ようと思ったのは、
陪審員制度が始まるとか、そんな殊勝な心がけではなく、
こんにゃくの『十二人の怒れる教師』を見て、
それの元ネタを見たかっただけだったのだがね。
自分が陪審員になったとき、8番の彼のように疑問を投げかれられるかは分からんが、
陪審員になった方へおすすめする一本ではある。
映像ばかりに凝り、中身が薄弱になっている映画やゲームが増えてきた中、
温故知新と言うべきか、いまだからこそ見るべき映画があるのだろう。

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■十二人の怒れる教師 感想

12teachers
『十二人の怒れる男』を見たからこそ、
『十二人の怒れる教師』のオマージュっぷりがよく分かる!!!
もし『十二人の怒れる男』の8番が沙衣里だったらを、ほんとうまく作ってるわ。
最初のほうは、怒れる男にそっくりだったが、
真実を追求し、無罪の可能性を掘り起こしていった原作とは違い、
後半からは議題も状況も違うからか、航の心象を良くしていく人情的怒れるになっている。
こんにゃくをプレイしたときは気付かなかったが、
はじめのタイトルやキャストの一覧、さらに背景の上下の黒帯まであるし。
ちゃんと教師を〜番教師という名称にして、怒れる男と同じような役割を教師に持たせているし、芸が細かい。

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