ナルキッソス 小説版 読了

〔MF文庫J〕ナルキッソス (MF文庫 J か 5-1)〔MF文庫J〕ナルキッソス (MF文庫 J か 5-1)
ナルキ1がベースだが、2も混じっているため、
初見の人にはちょっと分かりにくいかもしれない。
蒔絵さんという新キャラを交えることにより、
多方向に話を展開できていて、小説向きになっている。
蒔絵さんが細かいところのフォローや、セツミの母などの補完にも役に立っている。
優花まで出したのはファンサービスって感じもしたが。
ナルキ1を小説にしたという点で言えば、満足できる出来!!
小説という媒体は、ナルキ1を作ったコンセプトにあった、
ボイスの「有り」「無し」や絵の「有り」「無し」の一つの見せ方だよな。
個人的には、ボイスは無しでもいいけど、BGMがないというのが寂しいな。
あと補完したせいか、「眩しかった日のこと、そんな冬の日のこと」というそれだけで終わらない感じがした。
銀色の対になっていない感じがすると言ったほうがわかりやすいか。
セツミ美人化計画もその一部かも。たしかにごとPさんが描くセツミは超かわいいが!!!
分かりやすい小説にしたせいか、ナルキの雰囲気が違っちゃった感があった、そこは残念。