ぼのぼのDVD-BOX 竹書房通販限定スペシャル・セット レビュー

世間は時かけのDVDに夢中だろうけど、
せっかくだから俺はこのぼのぼのDVD-BOXを選ぶぜ!
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というわけで誰もやってないだろうぼのぼのDVD-BOXレビュー。
フカヒレ家で韓国版のレビューを簡単にしたけど、せっかくなのでこっちでしっかりやり直す。

ジャケット比較

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パケ写はビデオの時のまま。箱の絵はたぶん書き下ろし。
パケもピクチャーレーベルも中のカードも印刷は、当然日本版のほうが綺麗。
韓国版(海賊版)と違い、1枚8話じゃなく6話入りなので、1BOX4枚ずつ計8枚。
箱は普通のDVD-BOXらしい作り、手触りは良い。
韓国のに比べ硬すぎず出し入れはしやすい。
日本製なので当然リ—ジョン2。まぁうちでは3でも見れたから大丈夫だが。

画質比較

画質は韓国版の上下の黒帯がなくなったが、左右の黒帯はなくなってない。
この黒帯は上下カットだったのか。韓国め変なことしやがって。
ざわざわした感じのノイズがなくなってる。
ビデオテープの擦り切れみたいなノイズもなくなってる。
VHS並みではなくなったが、まだなんか汚い感じ、SVHSになったぐらい?
リマスター化してないね。ちょっとがっかり……まぁ書いてなかったから勝手に期待しただけだが。
ポジティブに解釈すえば、この古めかしい感じがいいのかもねぼのぼのは。
単行本の表紙のように、絵筆の塗りのような感じがぼのぼのらしいし。
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左が韓国版、右が日本版。
1話を比較したんだが、なぜかタイトルの背景色が違いすぎ!!本編は色同じなんだが……
動画だとノイズが軽減されてるのが分かるが、静止画ではわからんな。
タイトルの文字を見れば一目瞭然だが。
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日本版はしっかり各話ED入ってる。これでスタッフ・キャストが分かるぜ!!!
スタッフロールの文字は良くなってるが、なぜか歌詞の文字が汚い。
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メニュー画面の違い。
普通に日本版のほうが綺麗。

音声とおまけ

韓国版のほうがキャストのコメントが入ってたり(ハングル語なので読めない……)、NCOP・NCEDが入ってたり、クイズがあったりと意外と豪華だったりする。
日本版はいがらし先生のインタビューがあるけどね。
いがらし先生の映画やアニメに対するスタンスが分かる内容だった。
韓国版のメインキャストは意外と違和感なかった。すぐ慣れた。
クズリのうんこしてるときの声がなんかエロイ気が……
スナドリネコさんの声はかっこよくない。普通の大人の声。
しまっちゃうおじさんの声は渋くない。道化みたいな声。
ほかのサブはとくに違和感なし、演技は分からんけど案外いいキャストじゃね?
あと数話、タイトル名が表示してるときBGMが変わってる。なぜ変えたのかは謎。
めんどくさくなったので音声は比較してない。普通に聞いてる分には違いはない。
何度聞いても声は映画のキャストより、TVアニメのキャストのほうがいいね♪
今度映画作る予定があったらTVアニメのキャストでよろしく!!

しまっちゃうおじさんのこと

ぼのぼのの“こわい考え”に住んでいる。ぼのぼのが創作したキャラクター「しまっちゃうおじさん」
果たしてしまっちゃうおじさんは本当に実在するのかしないのか、そんなお話。
TVアニメ視聴者に絶大なる人気を博したキャラだけあって、絵本になったのはほんとうれしい。
「劇場版ぼのぼの」「おおきなおしあとのこと」のジャコウウシまで出すのはニヤリとしますな。
これ見てしまっちゃうおじさんの印象変わっちゃったよ!
せっかくなので絵本についてもまとめてみる。
いがらし先生の絵本はだいたい3種類に分けられる。
一つ目は「おおきなあしあとのこと」「コゲトリ虫のこと」「しまっちゃうおじさんのこと」
映画やTVアニメからの派生品。
内容的には深く考えられるものではなく、物語調になってるもの。
二つ目は「クリスマスのこと」「ツワイオのこと」
オリジナル絵本。
子供向けの絵本だが、中にしっかりとしたメッセージをこめたもの。
三つ目は「かわいそうのこと」「大きいのこと 小さいのこと」「メガネヤマネくんのこと」
漫画ぼのぼの連載初期の絵本。
ぼのぼの哲学満載の大人向けの絵本。かなり考えさせられる。
どれもそうだが、ただの絵本で終わらないところに魅力がある。
これからは2年に1冊のペースくらいで出して欲しいな〜。