シアトリズム ファイナルファンタジー 基本の譜面クリア


シアトリズム ファイナルファンタジー
はじめはスルーするつもりだったけど、
妖星乱舞があることを知って買ったシアトリズムFF。
なんか品切れするくらい人気出ているようで、
直前だったけど予約しておいてよかったぜ。
一応ストーリーみたいなのがあるらしく、基本の譜面のシリーズを終わらして、
熟練の譜面を個別でやってたら10000リズポ溜まったら、
ラスボスっぽいのが出てきたので、倒したらそのままエンドロールでした。
ここまで5時間弱ってところ。
これが終わるとようやく妖星乱舞の登場!!!
さすがにフルコーラスではなく第4楽章だけだったけど、テンション上がるわー!!!
主に4,5,6,7の譜面ばっかやってるけど、それだけでも値段分は十分に楽しんでるかな。
前情報から覚悟はしていた部分だけど、DLCで追加譜面を売る方式はひどいね。
しかも1曲100円って、原曲をDL販売で買うよりも高くないか?
リズポで買えるようにしてくれないだろうか……
これには手を出すつもりは無いので、闇の譜面を集めてデフォで入ってない曲をやろうと思います!
ひとまずシリーズすべての熟練の譜面をクリアしてみようかな。
また追加で曲とか究極のラスボスwとか出てきそうだし。

NEWラブプラス “NEWネネデラックス”コンプリートセット 届いた!!!


ネネデラックス当選してました!!!
3DSは2台目だけど、ラブプラス専用ってことでいいよね♪
ネットで評判になっているように、たしかにバグはあるね。
いまのところはスキップモードでの日数だけだから、まぁ問題ないね。
動作がもっさりしているから、スキップモードで早く進めたい人は辛いかもしれないけど、
リアルタイムモードでやっている分には問題ない。
寧々さんが超綺麗になっていてマジ楽しいわ♪
ただスキンシップとキスの仕方が変わっていて、かなり難しい。。。
スキンシップは主につつきメインで、たまにこする具合でなんとかなるけど、
キスはまだパターンが掴めないなー、なんか反応悪く感じるけどこれは仕様なのかな……
まぁリアルタイムモードでちくちく進めていきます。

NEWラブプラス (通常版)

サガ生誕20周年キャンペーンプレミアムファンイベント 感想

実は、サガ20周年のプレミアムファンイベントに当選してて、今日行ってきました。
応募者2000人くらいで、200人当選なので、そこまでレアじゃないかな。
無料イベントでここまで豪華で楽しめたのは初めて♪いや〜SQUAREはすごいね!
saga20th_party
13時開始だと思って行ったら、14時開始だといううっかり。
せっかく並んでいたら最前列のいい席になったりしました。
ついでに買っていなかった、サガクロニクルも購入。ミニ色紙がついてきました♪
トークショーは、雑誌とかでインタビューしていそうな内容を話していた印象。
雑誌を基本読まない人なので、大変おもしろかった!
サガを作ってきた人たちがここまで一堂に会するなんて、もうないくらいレアかも。
個人的には、河津さんとかイトケンさん、小林智美さん、渋谷員子さんを直で見られて、
イトケンさんのミニライブに参加できたんで大変満足でした。
「熱情の律動」をピアノ伊藤賢治(gentle echo)、バイオリン保科由貴(ほしなのひみつ)、ギター太田光宏(うたものギタリスト 太田光宏)でやったのは鳥肌立ちました!
とくにバイオリンをやっていた保科さんは、よくあの忙しく難しい曲を弾ききったなと感動。
左手が不思議なくらい弦の上を動き回り、しっかり音を奏でている。さすがはプロだ。
サガの今後のリメイクの話をなにか聞けるかと思ったが、世の中そんなに甘くない。
ただ、河津さんがロマサガ2のリメイクを望む声が多いので、なんとかしたいとは言っていた。
次に作るとしたら、ハードはPS3だと高いし大変、DSだと不評が厳しいし、ロマサガ1みたいにケータイではリメイクにならないし、PSPはう〜んどうだろ、なんとも難しいところだね。

しろくまベルスターズ♪体験版 感想


体験版プレイして、買うのに積むスパイラル。
続けて気になっていた、しろくまベルスターズの体験版が出ていたのでやってみた。

シナリオ

サンタとトナカイが、クリスマスの一夜のために、一年頑張ってるんだよ的な話。
サンタ業界?の専門用語とか説明不足(解明されてないだけかも)なので、
なにやっているのだか分からないこともあったが、考えずに感じれば大丈夫かと。
プレイしたことないが、はぴねすとかと感じは似ているのかな。
10月からクリスマスまでは、最低でもストーリーがあるので、季節的にもばっちりだったり。

キャラクター

メインヒロインが4人かな。
天然、ツン、無口、一般人ってことでそろえている。
しかしきららの立ち位置が微妙だな〜。。。
一番気に入ったのは、ダントツでサンダースだな!!

グラフィック

藤原々々さんですし、とってもかわいく綺麗!
立ち絵の差分だけでなく、イベントの差分も多いのが嬉しいところ♪
魔法のエフェクトもすごいし、雪も当然降るし凝ってるね〜。
予想外にすごいのは、背景!!!!
草薙なのかな、すっごく精細で綺麗。
色彩がキャラとも合っていて、うまいなと。

音楽・ムービー

カーチェイスのところとか、キャラ登場時のBGMなんかよかったね♪
シーンの上下により、うまく音楽を采配しているかと。
タイトル画面のメインBGM?は、まさにクリスマスって感じで実にいいね♪
ムービーは、茶太さんのやわらかい歌声が作品に合ってますね。
鐘は3Dだったり、星や雪のエフェクトを多分に使って豪華ですね。
これ作成どこだろう?メーカー製っぽいが、あえて言うならKIZAWAかも。

システム

スキップまぁまぁ
セーブスロット100個(Auto5個、Quick5個)
ロード時バックログ生きてる
画面演出や切り替えが多いので、スキップが微妙に速くない。
ほかに関しては、十分な設定ができるので、プレイは快適だろう。

総評

シナリオは、良作レベルで仕上がると予想。秀作までいけるかは、なんとも。
しかしスタッフは、ほぼ々々さんチームなんで安心して買っていいかと。
かにしの好きな人には、ちょっと違うかもしれないけど、PULLTOP好きなら大丈夫。
トライオンのように、いつものPULLTOPを楽しめると思う。

ましろ色シンフォニー体験版 感想


最近めっきりエロゲをやらなくなって久しいが、
原点回帰ということで、体験版をやってみる。
(バルドスカイは、ラスト前で止めるとかいうRPGみたいなことしてる)
ぱんにゃの人気がすごく高いらしい、ましろ色シンフォニー。
和泉つばささんが原画ということで、チョイス。
ぱれっと制作だけど、スタッフがいままでと違うので、また違うラインかな。

シナリオ

シナリオは、学園の統合と共に、
女学園のメンツをすべて惚れさせてやんよ、って感じ(ぉ
コツコツ満遍なくフラグを立てて、
体験版だけでも主人公が完璧超人になりつつある。
メーカー違うけど、和泉つばささんつながりで、fengの青空やあかね色に雰囲気は似てる。

キャラクター

キャラは、テンプレ気味だが、テキストがうまく個性的にフォローしている。
アンジェと桜乃が個人的に好み♪ぱんにゃは別格でw
生徒会長の隼太が導入部はいいが、後半の立ち位置に悩むな。
キャラも良く動くし、おなじみ後ろ姿立ち絵あるし、ここの辺はさすがはぱれっと!
CGクオリティは背景ともに、言うまでもなし!!

音楽

音楽は、いいBGM♪
樋口秀樹さんっぽいけど、そうかな?

システム

システムは、いいもの載せてるね〜!!!
スキップそこそこ高速。
セーブスロット100個(内、Auto1個、Quick1個)
ロード時バックログ生きてる。
バックログと同時に背景・立ち絵も再現。音声自動再生。
各種必要なものはそろっている。
あえて言うなら、音量設定の幅がわかりにくいことくらい。

総評

総じて、これは買いに走ってもいいかも。
原画、音楽、システム総じてレベルが高いのと、
思ったよりもテキストが安定しておもしろい。
キャラはテンプレ気味だが、ルートの展開まで読める感じではない。
学園物の萌えゲーエロゲ—を望んでいるのなら、確実に買いだろうと。

サガフロンティア2について語ろうと思うんだ

サガフロンティア2について


なぜいまサガフロンティア2なのかと!!
20th Anniversary Original Soundtrackを買ってしまったからとしか言いようがない!!!!
これのせいで毎日サガ音楽に満たされ、気づいたらやっていた。
サガフロンティア2といえば、音楽と背景は神!と言われている作品。
その名のとおり、システムがサガフロンティアやロマサガとだいぶ異なる。
多くの人がドロップする要因となったと思われるものが、
1.フリーシナリオがなくなり、フリーイベント(年表)に変わったこと。
 これにより、自由度が下がり、さらにどこでキャラを鍛えればいいのか分からない。
2.主要キャラが年代ごとに異なる
 ものによっては、感情移入がしにくくなり、キャラを育てる楽しみが薄れる。
3.デュエルで技・術を覚える
 攻略本なしでプレイするにはハードルが高すぎる
だいだいこんなもんか。
しっかり年表どおりに楽しんでいけば、かなりストーリーはおもしろいのだが、
サガとして見ると、ちょっと異端すぎて受け入れにくいもの確か。
負となる点はあるものの、はまればかなりおもしろいのに、残念な作品である。

サガフロンティア2 感想

さて前置きはこのくらいにして感想。
ストーリーは、ギュス編もナイツ編も最高だった!!!!
どちらのルートも、キャラの死に様が見事だった。
ソフィー、ニーナは、同じ時期にどちらの主人公も母を亡くすという、感動的な場面だし、
コーディに関しては、死ぬのが史実みたいだが、これは儚すぎた……
サガフロ2のヒロインと言ってもいいキャラの死だったので、衝撃が強すぎた。
ギュスターヴ、リッチはかっこよすぎだし。
年代を経るという利点、人の死を実に効果的に配置していったと感心する。
ギュス編は、TOやFFTが好きな人にはたまらないと思う。
そういう歴史の裏もうまく描いている。
ナイツ編は、3代に渡るエッグを追う物語(正確には4代だが)
こっちはまさにRPGといった感じだが、
3代まで物語を経る課程がすばらしい!!
DQ5でもそうだが、時代を経ると重みが違う!
どうにもこういうゲームの感想は書きにくく、
全く伝わらないかもしれないが、最後に1つ。
サガフロンティア2は、音楽と背景とストーリーは神。
と付け加えておこう。

そらいろ プレ小説本 感想


冬込みのねこ小説本や、水のマージナルと同じくらいのページ数。
120ページあるが、挿絵や紹介が多いので、実質100ページもない。
この世界のヒロインは、こんな感じのキャラですよっていう紹介がほぼすべて。
以下、どんな感じのキャラなのか感想。

子供時代

予想通り、キャラ設定はみずいろで、舞台はラムネをベースとしている感じ。
子供時代はほぼト書きで出会い方だけが書かれていて、
詳細はまったく書かれていない。

つばめ世界

・愛衣 = 素直な妹
・花子 = 元気な後輩

既存のキャラで表すと、

 ・つばめ = 七海
 ・愛衣  = 日和・新ぽんルートの雪希
 ・花子  = そこそこやかま

ラムネっぽいキャラ配置。

愛衣世界

・愛衣  = 素直で可愛い妹。ちょっとやきもち焼きな一面も。
・つばめ = 仲の良い幼なじみ。素早いぽんこつ。
・花子  = 内気で大人しい後輩。

既存のキャラで表すと、

 ・愛衣  = おまけシナリオの雪希
 ・つばめ = 小町か鳴。ねこだと……ぎりでチュチュかな。
 ・花子  = おとな

みずいろの雪希おまけストーリーみたいな感じ。
でも、ここまでのやきもちキャラってねこで誰かいたかな??
ある種、最高のやきもち焼きはねーちんだけどさ(ぉ

花子世界

・花子  = 明るくて元気な後輩
・愛衣  = 素直な妹
・つばめ = ぽんこつ幼なじみ

既存のキャラで表すと、

 ・花子  = MAXやかま
 ・愛衣  = 雪希
 ・つばめ = 日和

もっともみずいろにノリが近い。やかまが攻略できるルート。

総評

みずいろとラムネが好きならば、絶対にこれは好きだろう!!!
ラムネはみずいろを継承しているが、
そらいろはみずいろとラムネを継承し、
おまけシナリオまで本編に継承されてる感じ。
おまけでまじかるも当然入れてくれると信じてる!
ラムネからもう5年か……。
純正のぽんこつとやかまを、久々に堪能したい人にはおすすめしたい。
まずは体験版を待つとしますか。
余談だが、
つばめの母親が、喫茶店を経営しているってことは、
友坂健柳流と近衛各務が再婚して出来た子か、
友坂健次と近衛七海が結婚して出来た子だろうか。
ぽんこつなんで後者が有力かな。
制服変っているし、もっと時代が違うのかもしれないけど。
すごく無口キャラの理沙美沙(りさみさ)という、一つ上の先輩キャラもいるらしい。
サブキャラなんで攻略はできなそうだが、この子のCVがりのさんなんだろうな。
脳内ではすでに愛衣のCVはりのさんで流れているのだが、果たして誰になるのだろう。。。

十二人の怒れる男 感想

十二人の怒れる男 感想

12men
これはすごい、普及の名作の中でも映画としての底力を見た感じ。
密室の中で行われる話し合いのみを、ここまで引き込ませる演出!!
自らも一人の陪審員となって、論争に加わっているような臨場感掛け合いのうまさ
ほぼ一部屋で行われながら、飽きさせないカメラワーク。
見事と言わざるを得ない!!!!
『十二人の怒れる男』を見ようと思ったのは、
陪審員制度が始まるとか、そんな殊勝な心がけではなく、
こんにゃくの『十二人の怒れる教師』を見て、
それの元ネタを見たかっただけだったのだがね。
自分が陪審員になったとき、8番の彼のように疑問を投げかれられるかは分からんが、
陪審員になった方へおすすめする一本ではある。
映像ばかりに凝り、中身が薄弱になっている映画やゲームが増えてきた中、
温故知新と言うべきか、いまだからこそ見るべき映画があるのだろう。

十二人の怒れる男 [DVD]

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■十二人の怒れる教師 感想

12teachers
『十二人の怒れる男』を見たからこそ、
『十二人の怒れる教師』のオマージュっぷりがよく分かる!!!
もし『十二人の怒れる男』の8番が沙衣里だったらを、ほんとうまく作ってるわ。
最初のほうは、怒れる男にそっくりだったが、
真実を追求し、無罪の可能性を掘り起こしていった原作とは違い、
後半からは議題も状況も違うからか、航の心象を良くしていく人情的怒れるになっている。
こんにゃくをプレイしたときは気付かなかったが、
はじめのタイトルやキャストの一覧、さらに背景の上下の黒帯まであるし。
ちゃんと教師を〜番教師という名称にして、怒れる男と同じような役割を教師に持たせているし、芸が細かい。

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仏蘭西少女〜Une fille blanche〜 体験版 感想

仏蘭西少女〜Une fille blanche〜 体験版 vol.1

丸谷さんのテキストは、かにしのしかやってないのだが、いいねやっぱ。
時代背景に沿った文体を使っているので、慣れるまでは読みにくいが、
キャラの心情を描くのがうまいし、定型じみてないのもいいね。
仏蘭西少女ではけっこうハードな展開が予想されるので、
かにしのになかった狂気じみたテキストに興味が沸く。
Tonyさんの絵柄は相変わらずエロイな〜。
香純の風貌のエロさはやばいね。
地味な服を着ているからそこのエロさがある。
なぜTonyさんの絵は服着ているのに、こんなにエロい絵なのだろう。すげー。
体験版 vol.1には、少女のボイスが一回もなくてびびった!!!
サンプルボイス聞いた時点で、これはないなって感じだったからいいのだが、
これでは香純ルートを驀進したくなってくる。

仏蘭西少女〜Une fille blanche〜 体験版 vol.2

少女のボイスはミスキャストなのではないかと……
リトバスの小毬もきつかったが、これはボイス切りたくなるレベル。
まきいづみさんのボイスは好きだし、演技力も十分なのだが、キャラに合ってない!!!
執事もそうだが、ボイス切るとひらがなだけで、しかも片言なので読みにくい。
ちゅぱ音やエロいボイスは、まだ違和感ないが……果たしてこれに慣れるかな?
少女がネクタルしか飲まないから、排泄物も出さないのか。
完璧というか、ますます人間じみてないな。
執事も抱くことは義務だと言うし、執事の意図が読めないな。
香純が不憫だーーーー!!!!
編集されているから時系列ではないけど、
主人公は少女にはまり込んでいっているし、
通り魔のごとく主人公に襲われ、場合によっては純潔を散らされるし、
カットされているところででも、CG見る限りいい目にはあってなさそうだし、
Vol.3でもより不憫になるみたいだし、誰か救いを。。。
これで香純が幸せになるエンドがなかったら、この作品つらいものとなるぞ。

ナルキッソス3 -Die Dritte Welt- 感想


ナルキ3は続編と言うよりも、ファンディスクと言った方がいいね。
本質的にはナルキだが、メイン筋ではないみたいな。複数ライター制だしね。
ナルキ1、2と感想書いてきたが、相変わらず書きにくい。言葉にしにくいんだよな。
感想を書きにくいってのもあるし、点数と付けたくない作品なので、ゲーム感想に入れてないんだが、
かなりプレイして欲しい作品ではあるんだよな。特にナルキ1。
てことで、ネタバレ含んでそうだけど以下感想。
姫子エピローグは、コミケ小説と同じなので割愛。

絶望の花嫁  Scenario:ごぉ

医師側から見たナルキッソス。
ナルキ1と同じ時期の話。
ひまわりはやってないけど、ごぉさんのテキストはいい感じ。
ナルキらしいと言えばナルキらしく、
だが、答えが出なさすぎる面は、答えがないからなのか、ごぉさんの若さ故か。。。
なにも分からないが、なにかを得たような、知ったような感じがある。
だけど、実感はなく、現実がそこにある。
理由はともかく、行った結果がそこにある。という感じかも。
よく表現できない。
海璃も英治も相手になにか残したいとかではなく、
海璃のわがままも、英治の幸せについての考えも、
結局自分が納得したかったから行ったのだと思う。

-Ci-シーラスの高さへ  Scenario:酸橙ひびき

7Fへ行くまでのナルキッソス。
時期的にナルキ2の前。
7階にいくまでの人の感情と覚悟。
病状が進行していないからこその悩みと苦悩。
ノリが120円ぽく、言葉のやりとりでの会話がおもしろい。
ベースが明るい感じで進むので、逆にシリアスなセリフが鋭く威力がでかい。
「わたし、7階行きだって」ってセリフの鋭さが、
嘘精算計画のせいで高まって、反転具合が見事だった。
後藤麻衣さんの演技力も相乗してとてもよかった。
そして後読感。あ〜としか言えない後読感。
てっきりエレベーターのドアをこじ開けるのかと思ったが、
そこまでいくとドラマでナルキじゃない。
最後に好きと伝えれば良かったかなってのか、らしくそして切ない。
エピローグのお兄さんの絵は、何を示していたんだろうな。
この絵で、いつまでも二人で空と雲について語り続けているということを指しているのか、それともただ道を示しただけなのか。ちょっと二人の感情が読み取れないな。
「…それじゃあ、死んでくる」は衝撃的だったが、
次はボイスなしで、もっかいやろうかな。

メサイア  Scenario:早狩武志

男同士の友情ナルキッソス。
今まで病にかかるのは女の子側(ナルキ1は両方だけど)だったので、新鮮。
BL臭を感じてしまったのは、俺の心が汚れているからだろう。
バイクが出てきた時点で、1980を思い出したし、
プロローグの存在もあったし、薄々感づいていたが、これはまた泣けるな。
人は等しく、死も等しく、いつかは死ぬ。
他人を羨み憎む、自分を嫌悪する。
残されるものの感情。急な死の訪れ。
同じ題材でこうも死生観が、違うというのはおもしろいな。
死生観は年齢によって似てくるではなく、
経験の量によって、収束されていくかんじがする。

小さなイリス  Scenario:片岡とも

銀色1章に朱のエッセンスを加えたら、イリスができたかんじ。
ベースは銀色だが、イリスはラッテと近い感じがする。
イリスの物語なんだが、ヨハンの物語でもあるみたい、つかヨハンの物語がかなり重要か。
名無しは自身が生きているのか疑問を持ち、
生きていながら死んでいる、実際死んでいないが生きてもいない。
生きた証が欲しかった。
小さなイリスは誰か『必要』とされるからこそ、人である、という自論。
だが、牢獄の生活で小さなイリスは死に、生へ執着するイリスとなった。
生きていたいのではなく、死にたくない。目的もない。
ただ死ぬ運命だとしても、それを受け入れたくなかっただけ。
たしかに感ずるものがあり、なにかを知った分かった感じはあるのだが、
いかんせん言葉にできない。あとで加筆修正するかも。

1993

以前ともさんが日記で書いていた、公園での警備員バイトの話。
どこからどこまでがノンフィクションでフィクションなのかは分からない。
ただたしかに、ともさんの作風には、これが息づいているのは分かる。
ただの経験として読み解くことはできるが、
きっとみんな経験するであろうこともある。
それを見せられた感じだ。何とも言えない。
1980でいい大人は少ないけれどいるって、
言っていたのを1993で再確認しているのか。
1980では、死ということを目の当たりにした現実と、ホスピスという存在と、家族のこと。
それに患者の気持ち、死生観が1993に加わり、患者の家族の気持ちと、患者自身が考えている悩みや気持ちが、両方加わり、こうしてナルキが誕生するのか。
これはともさんでしか書けないモノだわ。