とらドラ・スピンオフ2! 虎、肥ゆる秋 感想

とらドラ・スピンオフ〈2!〉虎、肥ゆる秋 (電撃文庫)とらドラ・スピンオフ〈2!〉虎、肥ゆる秋 (電撃文庫)
最終巻10巻も手に入れたが、こっちを読み終わってなかったのでサクッと読了。
スピンオフ1よりもインパクトはない、
ラインナップも読み切り的なものばっかだし。
その中でも、『春になったら群馬に行こう!』の春田ストーリーはおもしろい!!!
竜児と大河のストーリーの裏で、アホの春田もなんだかんだいって、ドラマティックに生きてやがった!!!
泥川の役でもいいから、据え膳を食う奴だと思ってたが、
そこまでの根性はなかったのか。もったいない。
しかしこの二人の続きは知りたいな〜、
バレイタインデーまでは普通にデートしてるみたいだけど、付き合ってないし。
さて最終巻読みますか。

○織事件〜時空のデーモンめもらるクーク〜 感想

○織事件
内容が内容なので、ブースは空いてた。
本当に恐ろしいくらい番外編だった。
ただ丸戸さんが○織事件を語りたかっただけなのか、
時間がなく苦肉の策で自分をオマージュしただけなのか……
まぁ、これはこれで同人って感じだな。
しかし1990年代初めのエロゲーについていける人ってどのくらいいるのだろう……
商業のほうの近況があとがきにあったので、ちょっと引用。

新作のシナリオの方、ちゃんと前には進んでいます。
既に自分の前作のテキスト量は超えてるんでそこそこのペースと言えなくもないかと思います。
ただ書いても書いても終わりが全然見えないだけなので安心してください(できるか)。

スランプとか悩んでるとかそういうことも全然ないです。
こんなにシナリオ書くのが楽しいのは久々で、デザイン画見ながら幸せを噛みしめるようにニヤニヤしながら書いてます。
ライターとは対照的にヒロインはめっちゃ可哀想なことになってるような気もしますが、それもまた人生です。
来年には発表できると思いますので、まぁ気長に待っていただければ幸いです。
なんか口調的にバルスカに企画屋として参加しているのではなく、メインで一本あるって感じだね。
前作のテキスト量を超えているってことは、NG恋を越えているって事だよな。
最終的にパルフェかこんにゃくくらいのサイズなのかも。
しかしどこで出す気だろう。戯画はバルスカに必死だからなさそうだし、HERMITが連続ってのも変な感じする。
どこか別の場所なのかな〜?ねこにゃんも今空いているのがちょっと気になるが。

灼眼のシャナXVII 読了

灼眼のシャナ 17 (17) (電撃文庫 た 14-23)灼眼のシャナ 17 (17) (電撃文庫 た 14-23)
戦いへの準備段階での話だった。
シャナが愛という名の自在法に目覚めたが、どう動くのかね。
悠二と祭礼の蛇とのセリフが点つけで分けているのだろうが、
いまだ二人の意図が読めないな。
悠二はフレイムヘイズの必要がない世界を望んでそうなのだが、
祭礼の蛇がどうしたいのかわからない。二つの世界の共存とか?
ひさびさに灼眼のシャナ読むと、
難しい言葉(造語)や言い回しが多くて読みにくいな。
途中から慣れて来るんだが、最初より分かりにくい言い回しが増えたのかな。

とらドラ9! 読了


かーー!!!何度も言うけどラブコメじゃねーよ。
若いが故の青春が交錯してる。
竜児が一番型どおりに高校生だから、分かりやすいがゆえにもどかしい。
でもみんな自己犠牲しすぎじゃね?
ついに亜美が本音を語り、実乃梨も本音を語り、竜児と決着をつける。
そして大河の番ってところで、両方の母親からの逃避行とは……
もう完全にクライマックス入ったね。
個人的には10巻で締めるのが綺麗な感じするけど、
アニメが始まっている今の状況でやめられるのか、
だらだらいかないかちょっと不安。
このままだと亜美が報われなさすぎだから救済が欲しい。
春田の彼女は電撃文庫の外伝で出てた奴だっけ?読んでないわ。
はっ!!まさか次は外伝を書いて、本筋はレイニー止めにする可能性もあるかも。

ゼロの使い魔 15 <忘却の夢迷宮> 読了

ゼロの使い魔15 忘却の夢迷宮 DVD付き特装版 (MF文庫 J)ゼロの使い魔15 忘却の夢迷宮 DVD付き特装版 (MF文庫 J)
ゼロの使い魔 15 (15) (MF文庫 J や 1-18)ゼロの使い魔 15 (15) (MF文庫 J や 1-18)
レモンちゃんはないわ
レモンちゃんのくだりはおもしろすぎるwww
ルイズの許容量がどんどん広くなっていき、どんどんひどくなっていくwww
一旦こうなったら、結局なんでもいいって、もう才人以上だわ。
マリコルヌも完全にキャラ付けが済んで、いい味出してる♪
なんともキナ臭い展開ばっかりになってきたな、
タバサの初恋までも戦争の道具に利用するってのは、
目的のためなら、才人も殺そうとしたし、手段を選ばないなジュリオは。
ジュリオや教皇は、ジョセフの過去を引き出すことで、ジョセフを止められると、
シャルルと会わせることで解決すると一体どうしてわかったのだろう?
陰謀に長けた国といっても、どこまで情報を得ているのだろう。。。
なんとなく、だらだら感があったガリア編は終わり、
次はエルフに味方し、対ロマリアって感じかな。

水のマージナル 読了


少女マンガ風のライトな小説だったわ。
女の子視点での話で、ガールミーツボーイ。
水の感情が見えるっていう設定は、軽く使うには使いやすそうだが、
ヒヨリミ側では重く使われてるよな。
今回は、ぎりぎり日常の中での話しだったが、
次巻からはクォーターは非日常に踏み入れるのか。
超展開にもなりそうだし、少女マンガのままいくのもありそう。
まだ短くて評価しづらい、ただクォーターのキャラは諸葛瑾にいそうなキャラ立ちしてておもしろい!!

めもらるクーク 〜FOLKLORE JOURNEY〜 読了

めもらるクーク 〜FOLKLORE JOURNEY〜
名前のとおりFOLKLORE JAMっぽく都市伝説を題材にした話。
あとがきでも言っていたとおり、怖くない怪談になってた。
グロに関しては頑張ったのはわかるが、クークに必要かどうかは甚だ疑問だが。。。
内容的には、
空子の俊介への溺愛と自己犠牲。
俊介の空子への思いやり。
俊介と空子との絆の再確認みたいな感じだった。
都市伝説を題材にしたからか、地の文とのバランスが良くなってたかな。
それでもラノベと比べても会話分ばっかだけど。
地の文が増えようが増えまいが、読みやすさは変わらない。ほんとテンポのいい文章を書くよ。

めもらるクーク 作品内年表

前回も書いたが、修正箇所があったので、修正して再掲。

話数 作品内時期 時期を割り出す要素 巻数
第0話 2002年3月 大学2年から3年の狭間、春休み(0巻 P12)
0話の時点では20歳(0巻 P53)
2006年5月30日現在 三階俊介
1981年生まれ 24歳(今年25歳)(2巻 P10)
C71第0巻
第1話 2005年11月15日 200X年11月15日の1年後(1巻 P78) C70第1巻
第2話 2006年3月 C70第1巻
第3話 2006年3月X日 2話の1週間後(1巻 P115)
俊介は今年で24歳になる(1巻 P119)
名古屋の桜の早咲き頃(1巻 P189)
C70第1巻
第4話 2006年3月28日 2話の半月後(1巻 P217)
20XX年3月28日に依頼された3年前の3月28日(1巻 P251)
C70第1巻
第5話 2006年5月30日〜2006年6月30日   C72第2巻
第6話 2006年8月9日〜2006年8月14日   C74第2.5巻

※1巻のP119の「今年で二十四になります」を信じるならば、1巻のほとんどは2005年の話になるのだが、
そうすると、2巻のP10「三階クリニック院長三階俊介。小学校時代はアイドルオタで鳴らした一九八一年生まれの二十四歳。」が、成り立たなくなるため、また1巻のほうが正しい場合、4話と5話に1年以上の間が開くため、1巻のほうの記述が間違っていると仮定する。
この年表が合っているとすれば、2009年には三階クリニックは苑宮クリニックになっていることになる。
2009年の空子が1年くらい俊介に会っていないということは、俊介は2007年から2008年の間にいなくなるってことか。

とらドラ8! 読了

とらドラ 8 (8) (電撃文庫 た 20-11)とらドラ 8 (8) (電撃文庫 た 20-11)
女同士の喧嘩が生々しくて怖い!!!!
著者が女性だからかな〜こういう風に書けるのは。
麻弥と能登もそうだが、高校生らしく恋愛のことばっか考えてても馬鹿ばっかですよ。
こういうノリだから、実乃梨のようななにもない、今のままがいいというのは非難されるのかもしれない。
竜児が好きな気持ちを、
大河は竜児のために忘れようとし、
実乃梨は大河のために押さえつけ、
亜美は大河のためか罪悪感から打ち明けられない。
見事に絡まってしまったな〜、今回は亜美が主役を張ると思ってたが、
実乃梨の内面を掘り下げて行ったか、
竜児に嫌われようとして、意識的になにもなかったワールドを形成し、
無意識にヘアピンをつけていたことで、竜児を効果的に傷つけたが、
最後には自身の竜児が好きな気持ちに耐えられなかったのかな?
竜児が大河の気持ちを知ることで、関係がどう動くのか。
亜美の出番はもうなくなっちゃったのかね〜、絶交したし退場かな。
次巻は大河の母親の話かな。
クライマックスは近い。

灼眼のシャナSⅡ 読了

灼眼のシャナS 2 (2) (電撃文庫 た 14-22)灼眼のシャナS 2 (2) (電撃文庫 た 14-22)

ヴィルヘルミナが来たあとの、清秋祭の半月前の話『ドミサイル』
ヴィツヘルミナが約束の二人と出会う契機となった話『ヤーニング』
新米フレイムヘイズ時のシャナの奮闘物語『ゾートロープ』

の3本なんだが(おまけもあるが)、まぁ普通だったな。
前回のSでもそうだったが、軽めのショートストーリー。
漫画とコラボした『ゾートロープ』はおもしろかった!
ゾフィーとの掛け合いで、シャナの世間知らずさ、アラストールの鈍感さが極まっていた。
『ヤーニング』はヴィルヘルミナとかはどうでもよくて、
敵側のほうがキャラ濃くて魅力的だったのに、
終わり方もなんか中途半端だった。キャラの特性上しかたないのかな~。

ゼロの使い魔14 <水都市の聖女> 読了

ゼロの使い魔14 (MF文庫 J や)ゼロの使い魔14 (MF文庫 J や)
前回、才人を故郷に帰し、自分は戦場へ赴くという、
なかなかの引きで終わったが、まぁ収まるべきところに収まったな。
才人が死んだと知ったとき、自殺未遂までしたルイズが、
一大決心をしたものの耐えられるはずもなく……
ルイズの行動には驚いたが、収まり方は王道を行く展開。
まぁゼロ魔はこの王道がおもしろいし期待通りだしで、いいんだけどね。
今回もルイズのかわいさは際立ってるね!!!
ルイズがいままでにしてきた恥ずかしいことを暴露してるシーンでは、
たしかに素でこれは正直アレだなと、いまさらながらに思う。
それでもかわいいから受け入れるけどね!!!!(爆
地球の家族に対するフォローもできたし、
気がかりなことや伏線回収もちょこちょこできてたが、
過去の真実に対しては謎が残ったな。
これがルーツだし、今後も小出ししてくのかな?